アイヌとケルトのつながり いくつもの共通点

前回の記事でも書きましたが、アイヌの悪魔崇拝はあまりにも悪魔的で気味が悪いものです。

アイヌとケルトはいくつかの共通点が見受けられます。ドルイド僧が関係しているのではないかと思われます。

ドルイドは、ケルト人社会における祭司のことです。

ドルイド はアブラハムを継ぐ者なり、という説があります。= ユダヤ人

https://blog.goo.ne.jp/blue77341/e/4b91a37ca404a2e12a58c03bb59c090f

① 生贄儀式とカニバリズム を行った悪魔崇拝者

アイヌの生贄儀式「イヨマンテ 熊送り」は クマを「人間の世界に姿を変えてやってきた神」と位置付け、大切に育てたクマの魂を天に返すことで謝意を示し、再び人間の世界に恵みがもたらされることを願う儀式です。

近隣の村から大勢を招いて執り行われ、生け捕りにして2年ほど飼い育てた子グマに矢を放ち、生肉をふるまい、血を飲んでいたようです。

1955年、北海道は支庁長と市町村長に対し、イヨマンテ は「社会通念上または教育上好ましくない」「野蛮な行為であり廃止されなければならない」とした通達を出しました。

しかし、2007年、「イヨマンテは祭式儀礼に該当する」と通達を52年ぶりに撤廃しました。

近年は胆振管内白老町、日高管内平取町、旭川市などで数年に1度行われています。 

「アイヌの先祖はお互いに食いあいをするなどしていたが、カムイが道具を与え食人を禁止した」という伝説があります。

http://blog.livedoor.jp/takaike_sora/archives/1457911.html

ドルイドの生贄の儀式で最も有名なものが「ウィッカーマン」で、木で作られた巨大な人形の檻の中に、多くの犠牲者を詰め込んだ上で火にかけるというものです。そのインパクトある姿は2度も映画の題材にされるほどでした。
 

ケルト人は儀式として食人を行った、つまり敵の肉を自分の心身を強化するものとして食べたのではないか言われています。実際にアルベストンの洞穴の骨には、まがまがしい凶事が行われた可能性を示すものが見つかり、遺体の大腿骨が、栄養豊かな動物の骨髄を取る時と同じように割り開かれていたようです。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/16/111800018/011800003/?P=2

② 文字で記録せず口伝伝承であったこと

アイヌは文字を持たず、口伝のみの民族ですが、シシャモ、ラッコ、トナカイ、ファッション誌の『non-no(花の意味)』はアイヌ語です。

ケルトは音楽も口伝えで、優れた伝統音楽奏者の中にも、楽譜の読めない人はいるそうです。

https://celtnofue.com/column/trad/ippo/ippo_detail—id-3.html

③森を敬愛しヤドリギが尊ばれていたこと

宿り木(ヤドリギ)は他の木に寄生する草木のことです。

アイヌ人はヤドリギをni-haru ニハル(木⋅食料)と呼び、救荒植物の一種としてだけでなく、薬や他の植物の収穫をもたらすおまじないとして使っていて、特に柳に生えたヤドリギが尊ばれていたそうです。https://lichtblume.exblog.jp/amp/24443030/

ドルイドはオークの木を神木として崇めていましたが、そのオークに出来た宿り木は神の手によって宿されたものとして、信じられていました。
https://keruburo.com/druid

④ 渦巻き模様と輪廻転生の宗教観

古代から渦は偉大なる母の子宮の象徴と考えられ、生まれてくるという意味とそこに引き込まれて死ぬという意味を持っているそうで、輪廻転生を象徴するものです。

https://note.com/saori358/n/ndf6a027181bf

⑤ 自然信仰 (太陽・月・火など全てのもの)

< クマ > アイヌ民族では、クマは祖先での神であり、あらゆるものの中で、至上だと考えます。彼らの先祖が、夢でこの獣と性的関係を持ったからであると言われています。

ケルトの世界では、クマは、〈戦士階級〉のエンブレム、またはシンボルです。森の女神アルティオはクマの意があります。

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/antiGM/bear.html

< 鮭 > アイヌは鮭をカムイチェプ(神の魚)と呼び、また、シペ(本当の食べもの)と呼ぶ。それほどアイヌにとって鮭は特別な存在でした。

ケルト神話では、鮭は超常的な知識の源であり、「知恵の実」たるハシバミの実と結びついています。鮭は淡水と海水を行き来するものであり、そのことが現世と異界を行き来する能力を持つという想像をかきたてたのではないか、とのことです。また、滝を遡る能力に対しても人間が崇敬の念を抱いたと考えられ、鮭は特別な魚として扱われていました。

https://note.com/p_pakira/n/nad0a81d6a896

ハシバミは、ロシア沿海地方から東アジア北東部の全域、詳しくは、ウスリー川流域(ロシア沿海地方)、および、アムール川流域(中国東北部を含む)から中国陝西省にかけての地域、ならびに、朝鮮半島日本列島北海道本州九州)に分布します。

http://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=1219590

⑥ 刺青の風習

アイヌの女性は、初潮を迎える頃には手の甲や腕、額などを青い刺青で飾り始め、結婚後は唇の周りに刺青をつける風習がありました。それは男性の髭、もしくは神聖な蛇を模したと考えられています。

http://karapaia.com/archives/52236529.html

歴史家は、「ケルト族は自分の体に凝ったデザインのタトゥーを彫っていて、そのデザインは動物のものが多く、体の大部分に彫られていた。」と記録に残しています。

現代のイギリスでは、タトゥーはとても一般的であり、世界で最もタトゥーに優しい国であると言っても過言ではありません。タトゥーがある人でも問題なく公共のプールを利用することができます。また、就職する際に大きな問題にはなりません。

⑦ 青色

http://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/ts/tss/ai/sym_htm_pdf002_BlueManual.pdf

北海道の海岸に自生するハマタイセイ(エゾタイセイ)は、葉中に藍色素(インディゴ)を含有しますが微量のため、アイヌ民族によって藍染されていた可能性は極めて低いということです。

ケルト(ガリア地方、ブルターニュ地方やゲルマニア地方)では青い染料の材料である“大青(タイセイ)”という植物の特産地です。ケルトやゲルマン人は宗教儀礼や戦いに行くときにその肌に大青で青く彩色し、青い入れ墨がはいった筋肉の塊である身体を見せつけながら戦ったようです。敵であるローマ人にとって、青は”恐怖の色”、或いは蛮族を“軽蔑する色”となったようです。映画“アバター”はケルトの民をイメージしているようです。 

http://markpine.blog95.fc2.com/blog-entry-202.html

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